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2012.04.22 20120421。蜜


ほんのかすめるような吐息で
散ってしまいそうな身体は
私という感情を支えるには
あまりにも不安定すぎだった

切り裂けば真っ赤な血が流れる
かろうじてまだこれは私の身体
肉も骨も魂もひと所に集まって
決壊しそうな私の瞼を保っている

置き去りにして欲しい
白い壁の部屋に黒い広い荒野に
それができないのなら
その熱い腕でどうしようもなく
抱き寄せてほしい
粉々になるほど抱き締めてほしい

この感情を制御する術を
未熟な私は知らなくて
孤独という言語に変換され
脳や神経や指先に刻まれる

その度に私は助けを求めるの
けれど毎夜どんなに
張り裂けそうな喉で語ろうと
誰も振り向いてはくれない

だから私は歌うの
音に悲鳴を包むように
私という周波数を奏でる

そしていつか頷いて微笑む
たったひとりを待っているの
ただたったひとりだけ
見つけてくれるその日を





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