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新しく履き替える転機。

(スロウ;シド)

最近の悩み。



こんなに必死になる機会なんて、人生、最初で最後かもしれんのぞ――

おじさん達のため息を受け流してきた。
特に何も考えずに。

若いっていいね、とか。もうそんな素敵な時間ないよ、とか。
羨む視線にほだされることもなかった。
むしろ漫画の「青春」に劣る自分の「高校生」に、不満すら覚えていたんだ、短くする自信のないスカートや、汗も涙も知らない経験値を、焦ってつっついて。
何も、動かない程度に。

変わらない笑い声、変わらない室温。熱くなったらエアコンが冷気を送ってくれて、寝苦しいことがない。
そういう、クラスだった。あたし自身も。

でもたまに、青くなりたくて、青い自分を見たくって、周りと示しあわせてそっと顔料に浸かる。例えば体操服ごと。
お風呂に入ればあっさり取れる、肌色に戻る、青だけど。漂泊剤も要らないような、薄ぺらい。
だけど嬉しいんだ、青を口実に躊躇いなく張り上げた応援とか、その声は間違いなく自分のものだから。

どうせインスタントな青い春しか知らない、なんて自嘲が好きなあたしは、でも最近、おじさん達の羨望を、無視できなくなっている。
だんだん、ゆっくりでも、あたしもそっちへ向かってるのを、感じ始めたから。
その内、くるりと後ろを振り返り、言うのかもしれない。
若いって、いいね――
それは、光陰なんとやら、というありふれた戒めなのか、ただの後悔の言葉なのか。
どっちにしろ、そんな台詞は吐きたくない。
そう思えば思うほど、私はいま、青に固執する。
青に飢えている。
どうしようもなく。
だけど受け身で。


最近は、青くないものも無理矢理青だと言いかぶせる術を覚えたのだけど、そこではたと気づく。


ねぇ青ってなんだ。
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